オーダー家具特徴

家具工事と大工工事のメリット・デメリット比較表

家具工事 大工工事
製作場所
家具工場 建築現場
製作する人
家具職人 現場大工
メリット

【細部に至るまでの精度が高い】

家具工場で 各機械を使用して製作・加工するため、見た目・細部の精度が非常に高い。
他、現場作業では困難な加工・形状も、工場製作であれば、高品質・高精度で仕上がる。
家具製作専門の職人が造るため、しっかりとした家具ができる。

【コスト】

建築工事(壁・床など)と一緒に、現場で家具形状として加工するため、建築工事の一部として組み込まれているため、ローコストとなる。

【塗装仕上のムラがない】

塗装専用ブースで「吹付け作業」を行なうため、仕上が均一で綺麗。

【色調整など】

現場での塗装作業のため、他仕上げ部分との色味の違いが比較的ない。

【工期】

打合せなどの段取りにより、建築工事と同時進行で進めることができることで、工期の短縮にも繋がりやすい。

【納まり】

後から設置の家具工事と違い、建築工事で一緒に仕上るため、「隙間調整材」といった余分な部材がなく、壁と一体化した感じで仕上がる。

デメリット

【コスト】

家具商品代とは別に、家具のための運搬費・施工設置費がかかるため、コストがかかる。

【精度など】

作業場所の不安定さ・限られた機械での加工作業のため、家具工場製作に比べ、精度が高くない。
現場大工の技量にも左右される。
また、上記理由により、複雑な加工・形状が困難である。

【色調整など】

主に 塗装において、建築現場ではない場所で家具塗装するため、建築現場の色味との違いが多少なりともある。

【塗装仕上げ】

多量のチリ・ホコリが現場内で舞う中、「刷毛」「ローラー」などで塗装するため、塗装仕上げに多少のザラつき・塗りムラ(均一に仕上がらない)が出る。